2015-05-05 私が肘折の渓谷に分け入るまで 長く庄内平野を転々としながらも、私が肘折の渓谷に分け入るまで、 月山が何故、月の山と呼ばれるかを知りませんでした。 ・・(中略)・・彼方に白く、輝くまどかな山があり、この世ならぬ月の出を目の当たりにしたようで、 かえってそれがあの月山だとは気さえ付かずにいたのです。などと森敦「月山」の一節を口にしつつ意気揚々と肘折温泉に行ったのですが・・昼過ぎから雨に降られ・・月の山を見れませんでした M(_)M。がっくし。